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2009.04.19

あかんべえ(宮部みゆき)、は歴史物だろうか?

あかんべえ 著者:宮部みゆき


初版は2002年3月。


「娘の死霊・・。そりゃおいらも初耳だ。そうしてその娘はどうしたんだ。」


こんな文章(エピグラフ)でこの物語は始まる。

なんと分類したらよいのだろうか、江戸を舞台とした物語(歴史物?)ではあるのだが個人的に分類がとってもしにくい。

お化けがたくさんでてくるが、一人ひとりの人格(もうお化けではあるのだが・・)がしっかりしているので、立派な登場人物である。

そのお化けもなぜ自分がお化けとして、この世にまだいるのがわからない・・
そんなお化けたちと一人の少女が事件を解決してゆく、そして自分を発見して生きてゆく(お化けは成仏します)これはそんな物語だった。

「人ってのはどうしてこう、汚いんだろうね。どうしてもっと潔くなれないだろう。」とお化けの一人は言い。

「最後、まで、己の何が・・間違って、いたのか、わからないまま、死んだ。だから亡者になった。」と言ってお化けの一人は笑って成仏しました。

読んで元気なれる一冊だと思います。


宮部みやきさんの本で以前ブレーブストーリーを紹介しています。こちらもお勧めです。



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2009.04.13

忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス

忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス>(著者:明橋大二)を読みました。

発行は2007年。著者は医者であり、スクールカウンセラー。実体験をもとに書かれた忙しいお父さんたちのためのアドバイス集。エピソードが漫画で紹介され、とても読みやすい。もう少し早く読みたかった。

いくつかのアドバイスにコメントつけて見ました。

■子供との接し方

・お父さんからほめられると、子供は学校や社会へ出てゆく、自信を持つようになる。

狭い子供たちの社会でも、ほめられていると自信を持つようになりますね。 自分のこどもたちと見ていると良くわかります。

・父親が叱るべきときにきちんと叱る。

これは意外と難しい。まずは絶対ゆずれない線を普段からきちんと示すことかと。


■母親、奥さんとの接し方

・母親の苦労をねぎらい感謝の言葉を述べる。
・黙るという態度は無視されたという印象を与えてしまう。
・解決策より「そうだね」の共感が大切。

ごもっとも。返す言葉がありません。反省しております。

・親は意識して時々休みをとる必要がある。

ストレスとどう向き合うか、人それぞれの方法がありますね。
■自分にとっても今後

・アダルトチルドレン 子供が大人の振りをする

そんなことしなきゃいけない子供たちがかわいそう。


・子供や進路や仕事を押し付けてはいけない。

気をつけます。仕事はともかく進路はぼちぼち心配です。


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2009.04.10

日本人であるということ

もう一つの日本 失われた「心」を探して (ソフトバンク新書)を読んだ。

海外にしばらく住んだからだろうか、数年前から日本人であるということはいったい何なのか?自分の中での考えるテーマとなっていた。

この本はブラジルやパラオなどの日系人を通じてそれを紐解こうとしている。

下記は上記よりの引用。彼らの言葉の力はすごい!

日々のニュースを追いかける中で、繰り返し突きつけられるのは、日本人、日本人社会が確実に「劣化」して言っているという現実だった。見失ってしまった日本人本来の姿を探し出したいと思った時、浮かび上がってきたのは広い世界に暮らす「日本人より日本人らしい」人々のことだった。

ブラジルでは日本人のことを「ガランチード」と呼ぶ。英語のギャランティと同じ言葉で「確かだ」という意味だ。

「僕らブラジルに来て四十五年になるが、やっぱり日本に対する思いは強い。衛星放送を見て日本がどうなっているか心配になったり、喜んだり、外国になめらいかんと思ったり。いくら帰化して外国人になったとしても、われわれは日本人だから・・・」

「日本人」であるということは、そこまで狂おしくせつないものなのか。

「教えたかったのは日本語だけじゃないんです。礼儀とか、先祖を敬うとか、他人に迷惑をかけないとか、そういう日本人が大切にしてきた気持ちなんですよ。」

日系人たちが伝えようとしているのは表面的な「日本文化」ではない。根っこにある「日本人の心」を忘れてほしくないのだ。

「日本に住んでいる日本人はあまりに鈍感なのではないでしょうか。それはたぶん、日本があまりに平和だから、危機感を持つのを忘れているのでしょう。パラオに住んでいると危機感を持つことが当たり前なのです。いつもニコニコ話をしている相手を信じない。」


「この町を訪ねてくる日本人は何かを探しているように見える。自信を失っているように見える。そういう時は自分のルーツを振り返るといい。何が大切なのか。何を保持するべきなのか。別の時代を知ることはとても重要です。よかった時代まで戻って学び直すこともできる。」

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2009.04.03

本の自動販売機

本の自動販売機
恵比寿で見つけました。

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