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2007.06.24

[小説]ブレイブストーリー

宮部みゆきのブレイブストーリーを読んだ。

宮部みゆきは最近はまっている作家の一人。「火車」や「龍は眠る」などもとても良かったが、正直小説では今年の一番であった。

この物語の中では、主人公の少年とその友人が、現実(小説の中では現界(うつしよ))の運命を変えるために、 人間の想像力で構成されてもう一つの世界である「幻界(ビジョン)」に行って、運命を変えることのできる場所「運命の塔」 を目指すというもの。

「幻界」という僕らがいる現実とかけ離れた世界を描きながらも、人(実際には人間族以外の人たちも含む)が生きてゆく様や、 自然の美しさ、政治や制度、宗教などの世界の仕組みの不条理さなどが見事に描写されているように感じた。

SFという分類に収まらない、小説というもの、言葉というものの力をまざまざと感じさせてくれた小説であった。

「間違いを繰り返しても、そこから引き返し、考え直し、生きて、懸命に生きて、 また自分たちの道を切り拓いてゆくことにこそが意味があります。」

上記は主人公の最後の「運命の女神」に願いの伝える際の言葉の一部。

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2007.06.11

沖縄上陸

沖縄に初めて行きました。人生初体験でした。

仕事にかこつけて(笑)行き、土日に友人宅にお邪魔させていただきました。

行った場所(仕事じゃなくね。。)は読谷(よみたん)です。キロロのふるさととして知っている人もいるかもしれません。

友人は、ご夫婦で沖縄の読谷村に移り住んで「読谷自然学校」 という素敵な場を地域に提供していました。

とっても素敵な場所で、とっても素敵な大人や子供が集まっていました。

連日、深夜まで酒をのみ、友人といろんなことを語りあいました。語り明かせないのは年齢と体力の問題・・

久しぶりに、ゆっくりだけど濃密な時間に感動しました。普通に沖縄観光してもこうはいきません。

押しかけたにも関わらず、大歓迎してくれた、よみたん自然学校のみなさん(オグ、のぶ、まき、あっちゃん)に、 ずっと一緒に遊んでくれた子供たち二人に感謝!

忘れないうちにしばらく沖縄シリーズ書くことにします。

※写真は「よみたん自然学校」のサイトより拝借。学校にある「がじゅまる」という木でつくった滑り台です。

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2007.06.03

[映画]パッチギ Love&Peace

パッチギ Love&Peaceを見に行きました。

前作の「パッチギ」 はDVDで初めてみたのでのが、今回は友人と映画館でみました。

友人たちの評判は「う~ん」という感じです。

前作は青春物でしたが、今回は主人公たちが大人になった分、さわやかになりきれない部分がありました。

また、 前回は在日の人々とそういう存在を始めて知った日本人という構図がありある意味のバランスが取れていたということがあるかも知れません。

と言っても、作り手の思いは十分伝わってくる作品であることは言うまでもなく、あとはその思いや伝えたい「メッセージ」 を見た人間がどう感じるかと言うことでしょう。

今日は第1作をあらためて見直してみました。主人公たちは語らなくても、 多くの脇役たちがいろんなことを言っていることに改めて気がつきました。

監督の「井筒和幸」はテレビのバラエティ番組を見る限り、面白いおっさんですが、何か大切なことを僕らに言っているのかも知れません。

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