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2004.12.10

IBMのパソコン事業売却に関して

e-Tetsu Blog IBMのPC事業売却も真似されるか
より

PCの生みの親はAppleであるが、そのインターフェースをオープンにしてIBM互換機と言われる低価格PCを実現したのはIBMの貢献によるものである。これによって、PCはCompaqを始め多くのベンダーが参入する領域となり、一気にコモディティ化が進んだ。その結果IBMは仕様策定の主導権を失い、コントロールを取り戻すべくPS2という独自仕様へ回帰した。

<中略>

コモディティ化した領域から脱却し、高付加価値サービスへと移行するのは、IBMのこれまでの戦略に一致する。しかし、PCのマーケットはIBMがその成長に大きく寄与してきただけに、その売却には抵抗感も強かっただろうと推察する。

IBMのパソコン事業決定は業界に大きなショックと同時、「当然」という反応をもたらした。「IBM、やるな!」という感覚を同業他社の多くが持っているのではないだろうか?

AT互換機とパソコンが呼ばれたことを思い出す。日本のメーカーは当時独自路線のパソコンを販売していたが、一転アーキテクチャ(AT)互換機として販売を始めたのだ。当時「AT互換ってなんだ?なんでそんなことすんの?」と思っていたが、現在考えると技術がたどる必然の流れだ。

IBMすごいのは「意思決定」できることだ。日本のメーカーにこれほど大きな意思決定が現在できるだろうか?IBMの中には意思決定のフレームワークがきちんとできているに違いない。

Thinkpadがなくなるかと言えばそうでもないのでは?IBMはたぶん同ブランドの販売を他メーカーから仕入れるという形で続けるだろう。パソコンからサーバからメインフレームまですべて提供できることはIBMについて「高付加価値」とならんで大事な「フルラインナップ」というブランドだからだ。

もう米国ではHPやDELLの動きが話題になってますね。Dellは独自路線を貫くようですし、HPのフィオリーナ会長兼CEOがどうコメントするか、楽しみですね。

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