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2004.11.11

日産のオフショア検討のニュース

Nissan said to be in outsourcing talks with Infosys

Nissan Motor Corp is rumored to be on the verge of signing an IT outsourcing deal with India's Infosys, after it was revealed that the automobile manufacturer's CEO and president Carlos Ghosn visited Infosys's Bangalore campus for meetings with senior executives earlier this week.

日産がオフショアアウトソーシングを検討しているというニュース。相手先であるInfosysはインドのアウトソーサーの3強の一角。カルロス・ゴーンがInfosysの本社を訪問しているというから信憑性は高い。実現するれば日本のアウトソーシング業界にとってはビックニュース。

米調査会社Forresterが2004年にまとめたレポート August 24, 2004 Offshore's Impact On IT And Service Providers によるともっともオフショアを活用している業種は Finanse and Insurance(金融と保険)、ついでUtility and Telecom(電気、ガスおよび通信)であるようだ。Finanse and Insuranceに関しては全体の31%がすでにオフショアを実施しているようだ。

アウトソーシングをテーマにして米国でR&D活動を実施している以上、オフショアは避けて通れない。乱暴だが、「オフショアの検討しない企業は損失を与えているのと同じだ。」なんて発言がアナリストの口からこぼれるほどだ。

オフショアのビジネスドライバーは間違いなく、「コスト削減」である。

また、大統領選においても大きな争点といわれたオフショアアウトソーシングだが、実際には討論会でもほとんど取り上げられなかった。長い期間で考えれば、米国産業界にとって、ワールドワイドで有効な資源(人)を求めるというグローバルデリバリーという文脈が当たり前という風潮が大勢を占めている。

日産が行えば、日本企業がこぞって検討を始めるだろう。

先日参加したGartnerのIT Symposium ITXPO2004ではインドや中国などの2大オフショア拠点ではなく、展示会場でブラジルのITベンダが目だっていた。「日本語も大丈夫!」といっていた担当者の言葉が本当であるなら、国同士が仲が良いということも手伝って、日本企業がブラジルにオフショアする日もそう遠くない気がする。

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